iPhoneをYouTubeのリモコンにするアプリ「RemoteTubePlus」リリース!!

iPhoneYouTubeのリモコンにするアプリRemoteTubePlus(App Store)をリリースしました。

アプリを初めて起動した際にid,パスワードの登録を行い、
http://jp.remotetube.net/ にPCやMacのブラウザからアクセスして
アプリで登録したアカウントを使用します。
もちろん、iPhoneYouTubeプレイヤーを立ち上げることもできます。
http://bit.ly/5uAFI

主な機能は以下のとおりです。

  1. プレイリストの作成&共有。
  2. 友達とのコミュニケーション。
  3. RemoteTubeのウェブサイトで動画を再生。
  4. iPhoneYouTubeプレイヤーで動画を再生。
  5. Eメールであなたの友だちに動画のURLを送信。
  6. Twitterに動画のURLをポスト。


このアプリはRemoteTubeLiteの有料版(230円)です。
主な機能的な違いは、

  1. プレイリストの作成&共有。
  2. 友達とのコミュニケーション。

の有無です。
動画を添付したメッセージを送りあったりすることが出来ます。

これらの機能が必要ない場合、あるいは動作を確認してみたい場合は
ぜひ無料版をお試しください。

RemoteTubePlusリリース!!

とりいそぎ簡単な告知だけ。
細かいのは夜にします。

iPhoneをリモコンにしてYouTubeを見るアプリRemoteTubeLiteの
有料版RemoteTubePlusがリリースされました。
機能としては
・プレイリストの作成
・他のユーザとのコミュニケート
が追加されています。230円です。
もしよろしければ手にとってください。
App Storeのリンクは
RemoteTubePlusです。

iPhone用有料アプリにおけるYouTube API/MapKitの使用可否について

YouTube API を使った有料 iPhone アプリは利用規約違反(だと思う)という記事。
YouTube APIを使用したアプリを開発しているので、
私もこの件については開発前にかなり調べました。


最初に結論だけ書いてしまうと、
YouTube APIを使用した有料アプリを開発するのは一定の条件下でOK
・MapKitを使用した有料アプリを開発するのもおそらく一定の条件下でOK
といった感じです。
以下、長々とその根拠を説明します。


YouTube API利用規約では


The following commercial uses are permitted provided that You comply with all other terms and conditions of this Agreement:
ということで一定の条件下での商用利用が許可されていて、その中には

. the sale of an API Client;
という項目があります。
また、YouTubeの公式ブログにはYouTube APIs + iPhone = Cool mobile appsという記事があり、

The YouTube APIs Terms of Service permits commercial use of the APIs under certain conditions, and in most cases, as long as you play fair, you are free (and highly encouraged) to develop great iPhone apps using the YouTube APIs and sell them in the iTunes App Store.
と書かれていますし、
Using the YouTube APIs to Build Monetizable Applicationsというページには

Charging customers to use your application or service
という項目において

You can also charge customers for using your application. However, please note that you cannot levy fees specifically for the ability to watch a video, upload a video or access any other API functionality.

For example, you could write an iPhone application that uses the YouTube API and then sell that application on the iPhone app store. You could also sell a subscription for a service that repackages content available through the API, such as a service that looks at your friends activities on YouTube and highlights your shared interests.

With those examples in mind, the following business models are acceptable:

* You can charge a subscription or one-time fee for users to have access to your entire site or application.
* You can charge a subscription or one-time fee for access to premium features on your site, which may include YouTube-specific functionality.

と書かれています。
なので、基本的にはYouTube APIを使ったアプリを有料で販売するのは問題ないはずです。

ついでにMapKitについても簡単に調べてみました。
iPhoneSDK用には一般の規約とは別の利用規約があり、その中には
最初に引用した記事の根拠となっているもとの利用規約


9.1 Free, Public Accessibility to Your Maps API Implementation. Your Maps API Implementation must be generally accessible to users without charge. You may require users to log in to your Maps API Implementation if you do not require users to pay a fee. Unless you have entered into a separate written agreement with Google or obtained Google's written permission, your Maps API Implementation must not:
という記述がなくなっています。
また、一方でiPhone利用規約

License Restrictions
には

10.4 charge users or any other third party any incremental fee solely for the use of the Maps API Implementation, the Service, or the Content, unless you have entered into a separate written agreement with Google or obtained Google's written permission to do so (but if you are a consultant who creates or hosts Maps API Implementations for third party customers, you may charge such customers a fee for your consulting or hosting services);
とあります。

any incremental fee solely for the use of the Maps API Implementation
という記述の判断は悩ましいところですが、
非公式のフォーラムではこの記述について

No, it is fine to have MapKit in a paid app.
However it is not OK to charge users just to enable the mapkit features.


Example of things not allowed:
in app purchase that just enables Google Maps API.

と書かれている人がいて、
私もこの判断で大丈夫だと思います。
YouTube API利用規約における

please note that you cannot levy fees specifically for the ability to watch a video, upload a video or access any other API functionality
という記述も同様の判断でOKでしょう。
MapKitを有料アプリで使用できるようにするために
上記のような規約の変更があったのではないでしょうか。


ということで、YouTube APIもMapKitもiPhone用有料アプリで使用しても大丈夫なのではないかと。
もちろん、気になるならばAppleGoogleに問い合わせた方がいいと思います。

そういえばPython

そういえば最近Pythonの話をしていなかったので。
『みんなのPython』はだいたい終わりました。
残りはライブラリ紹介とサンプルプログラムぐらいなので、
必要があれば読むよね、みたいな感じです。


apacheとかMySQLと連携というか要するにWebアプリ作るぜ!!
という場合には『Webアプリ編』というのを確保しておくといいんですかね。
こういうのってネットで探して四苦八苦するのも悪くないんですが、
とても基本的なことをすっ飛ばしたまま全然気づかないで大恥かいたりすることもあるのがアレです。
一冊持っておくとそこそこ安心。
あとはCookbookを持っておくとOKかな。
いまのところPythonはなかなか楽しくてよい感じです。

ガラパゴス化するiPhone App Store

iPhoneのUDIDが話題になっていますね。
やはり退化していた日本のWeb開発者「ニコニコ動画×iPhone OS」の場合という記事。
ニコニコ動画のアプリにおいてiPhoneのUDIDをセッション代わりにしていたという話。


高木氏はケータイの端末IDと絡めて
ケータイWebの蛸壺化という話をされていますが、
UDIDをセッションとして使うことの問題は海外でも話題になっていますね。


つい先月にこんな記事がありました。
UDID causes security compromise? Tapulous products' users in danger!
Tap Tap Revengeとかで有名なTapulousのアプリ全般において、
UDIDのみで認証がなされているという話です。
FacebookとかTwitterのアカウントとも紐づけることができるので結構危険っぽい。


おそらくまだ修正版は出ていないので、
Tapulousのアプリを持っている人は自分のアカウントが悪用されないように祈りましょう。
上記のブログには、UDIDを認証に使うアプリはApp Storeにたくさんあるというコメントもあります。
水が低い方に流れるのは日本特有の現象ではなく万国共通なので注意が必要です。


他人事のように書いた後でアレながら、
やはり触れないのはフェアではないので私の作ったアプリRemoteTubeLiteの話もします。
私のアプリでは現在UDIDを取得していますが、
セッションはログインごとにランダムなセッションIDを配布していますので、
簡単になりすましたりはできません。
Twitterのアカウントを登録する部分に関しても、
サーバ側には保存しないようにしているので大丈夫でしょう。
……といいつつ、調べられたら脆弱性が見つかりそうなのがガクブルなんですが。



私がUDIDを取得しているのは、
現在審査中の有料版ではユーザ同士がコミュニケーションをできる機能をつけることにしているからです。
その際、不良ユーザをUDIDでbanできたりしたらうれしいという話ですね。
UDIDを取っておいた方が何か起きた時によいかな、ぐらいの感じです。
Lite版は有料版から一部機能を取っ払っただけのものなので、
UDIDを取得する処理がそのまま残っている、と。


ただこの場合問題となるのは、iPhoneを売り払ったりした場合でもUDIDは変わらないので、
UDIDを基準にあれこれするのは適切ではないという点です。
UDIDでbanするとして、そのiPhoneを売り払われたり他の人に譲り渡されたりしたら
面倒なことになりますよね。
うちのような弱小ならば運用的に対処することも出来ますし、
問題が起こる確率自体低いので杞憂ではありますが、
3GSに買い換えるためにTap TapをインストールしたことのあるiPhoneを売り払った人とか
いるんじゃないでしょうか。


今後UDIDをどうするかは悩みどころですが、
iPhoneを他の人に渡した場合の問題や、
UDIDでセッション管理をしていると思われる可能性、
そしてプライバシーの問題もあるので
とらないようにしようかと考えています。

RemoteTubeLiteを紹介してくださったサイト

そろそろRemoteTubeLiteを公開してから一週間ぐらいたつので、
アプリを紹介してくださったサイトなど、感謝を込めてまとめておきたいと思います。


レビュー
・これがiPhoneクオリティ!
「RemoteTubeLite」これで寝転びながらPCやMacのyoutube動画が楽しめる!youtubeの動画をリモコン操作できるアプリ
明らかに公式より丁寧なサムネイル付きの紹介があります。
・Game&Gadgets
無料アプリRemoteTubeLiteリリース!!PC上のYoutube用のリモート機能!!
こちらはなんと動画がYouTubeにアップされています
・『iPhone』オススメ情報
【iPhone】【アプリ】iPhoneが動画閲覧リモコンに「Remote TubeLite」


リンクでの紹介
覚醒する?Club iPhone 3GS
MACお宝鑑定団
iphooone(これがiPhoneクオリティ!へのリンク)
新しもの好き
AppBank


ということで皆様ありがとうございます。
「うちでも紹介したのに載ってないじゃん!!」と思われたサイト管理者様がいらっしゃれば、是非知らせてください。
たぶん見過ごしてしまっているので。

上手く成長が出来ない人たち

なぜ成長したい人ほど成長できないのか -成長のジレンマ-という記事。


なんかはてブだと「社畜の作り方」とか書いている人もいますけど、
たとえば「会社」を「OSS」に置き換えたらどうよ?とか思ったりはします。
みんな大好きラリー・ウォールなんかは「 《(私は)金持ちです》。どれだけ持っているかではなく,どれだけ与えることができるかというのが金持ちの定義なら。 」とか
言っちゃったりしているわけです。
貢献する対象が「会社」に限定されているのが古いと言えばそうかもですが、
「最強就活.com」というサイトですからねぇ。


私はどちらかと言えば、この記事をsmashmediaさんの自信がない人たちと関連づけて読みました。
成長意欲をアピールする人とsmashmediaさんのいうところの「自信がない人たち」のイメージがかぶって見えるんですよね。
smashmediaさんは


けっきょくそれは不安から逃げるために、とりあえずわかりやすそうな反復練習をしてるだけで、素振りをすることは大事だけど、だからといってホーム ランが打てるようになるとは限らない。もっと言うと、ホームランが打てても、試合に勝てなきゃ意味がないわけで、このへんの目的設定と、そこにいたるアプ ローチについての思考力、想像力が欠けている。
と書いておられますが、自分の成長する姿というか成長の仕方が上手く思い描けないから
「成長したいです」としか言えないというか、
成長意欲をアピールしても成長が出来ないということになるのではないかな、と。